ワニー・クリスマス

コンビニや飲食店など、街中至るところに無理矢理サンタの格好をさせられた店員さんの姿があって、心中を察するといたたまれなくなってしまったクリスマスが過ぎてゆこうとしています。
クリスマスといえばチキンを食べたり、ちょっと豪勢に七面鳥を・・・というのが普通だと思いますが、今年の場合はちょっと変わってて、私の場合はワニを食べました（写真）。生まれて初めて。
知人から「ワニタンカレー」なるレトルトをいただき、話の種に食べてみることに。「ワニタン」というのは決して親しみを込めてワニタン！と呼んでいるわけではなくて、ワニのタン（舌）なんです（念のため）。
味はと言えば・・・意外とアッサリ。鳥肉をトロトロにした感じのトロける食感。美味しかったです。ただしカレーが辛過ぎで、ワニ本来のうま味（があればの話ですが）を味わえなかったのが心残り。
これを食べて初めて分かったのですが、日本でもワニは養殖されているんですね。どうも浜名湖周辺らしい。何十匹、何百匹というワニが養殖池にひしめいている光景を想像すると、見たいような見たくないようなギリギリの気持ちになります。それから養殖主の勇気にも・・・。
ちなみに写真のパッケージは、切り取るとワニのお面になります！食べたあとも二度美味しい（！？）やりませんけど・・・いや、こっそりやってみたい気も・・・。
日本人はワニを食べる習慣がありませんから、こういうキッチュなパッケージを用いて、あくまでも「非日常食」として売り出すというのは正解かもしれません。こんなワニも、いつか日本の食卓に普通にのぼることはあるんでしょうか？「国産養殖ワニ」ならまだ良いですけど、「国産天然モノの極上ワニ」が、そのへんの川でとれるようになったら、多分この国おしまいです。
こんなワニに気を取られている間に、今年も残すところ後何日だ？