しれとこ旅情

lo-tus2008-08-05


束の間の夏休みを利用して、最果て・北海道の東の端まで行ってきました。実は北海道の大地を踏むのは生まれて初めて。良い所だとは聞いてましたが、その通りでした。
女満別(めまんべつ)空港に降りてレンタカーで走り出すと、どうもいつもと気分が違う。すごく新鮮。本州のチマチマした風景とはまるで違って、とにかく直線が多くて気持ちよかったです。水平線、地平線、まっすぐな道、整備された大きな畑などなど。こんな直線デザインに囲まれて暮らしたなら、自分だってまっすぐな人間になれそうな気がしてきました。何事も大らかに・・・ね。
見たことのない風景にいちいち驚きながら走り、一路“世界自然遺産”の知床半島へ・・・。


(左)オホーツクの海辺の北浜駅。多分有名な駅なんだろうけど、僕は予備知識なく、通りがかりに初めて知りました。「あ、遠くに来たんだ〜」と実感。ホームには高倉健さんに似た無口な男が一人・・・というのは幻。
(中)オホーツクの夕日。永遠が見えた!
(右)時々エゾシカ親子が横断。


(左)1泊したウトロの町。上から見ると巨大な岩に囲まれた港。ここから知床半島遊覧の船が出ています。なんだか異郷への入口にふさわしい不思議な雰囲気。
(中)延々と断崖が続く知床半島。岩から流れる滝が海へ注ぐ風景は、神話の世界が実写になったよう。船で約一時間半の遊覧中、ずっとデッキにはりついて、意識はあっちへ行ってました。超絶風景。冬はこれが真っ白になって流氷がやって来るそうです。
(右)甲板にやってきたカモメ。意外と人懐っこい。

つづく