Aloha

lo-tus2009-08-08

しばらく夏休みしてました。今年は思いがけずハワイへ行くことになり(初めて)、3日ほど前にこちらに戻ったのですが、いやー、まだ半分、頭が戻ってきてないような状況。
ハワイといえばよく芸能人の方が行かれる島、クイズの懸賞の島、マラソン好きが集まる島、ウクレレの島、あ、それから僕の中ではエキゾ音楽の巨匠、マーティン・デニー氏が住んでいた島として記憶されていました。みんなを惹きつけるハワイってどんな島なのだろう?と期待してジェット機に乗ったのですが、その理由(ワケ)、分かりました。一言で言うならば・・・「楽園」ですね。
いろんな場所に行っていろんなものを見ました。一番好きになったのはやはり海の中です。滞在中、しょっちゅうワイキキのビーチに通いました。とにかく海がきれいだし、波の高さやリズム、ふりそそぐ太陽、乾いた風も、今までに経験したことのない性質のもの。
泳ぎながらダイヤモンドヘッドを見ると虹が架かっていたり、海面から日没を見たり月を見たりなんていう経験も、普段絶対できませんからね。海に身を委ねているだけで気持ちよくて、絶え間ない波の音にどんどん意識が溶けていくようでした。
それから南の島は極彩色。海、山の彩度が高いのはもちろん、ビビットな花や鳥や魚もあふれています。それに負けないぐらい人々の服装もまぶしいです。街の大通りを、裸同然の格好(ビキニなど)で歩いても怒られないのは、南の島ならではの特典。光と風を存分に受け入れるために、人は露出度を上げ、気持ちも開放的になるわけです。
露出されたの肌の色も本当に多種多様で、一つの島の上で人種を越えて大らかに同じ世界、同じ時間を共有している・・・。ユートピア?という言葉が思い浮かぶほど、この島に争い事は似合わないなと思いました。
さて今回のトリップ、美しい光景は圧倒的でしたが、それだけではなく途中には苦いアクシデントもあったりして、そんなのも色々を含めて、いつも以上に心に残る休暇となりました。日本に帰ってくると、梅雨が明けたのか明けないのかハッキリしない空模様。出掛ける前とほとんど変わらない湿度にゲンナリしながら日常生活を再開。今、日焼けした背中の痒みが、南の島の太陽の痕跡になっています。
BGMはやっぱりこれ。
♪ Quiet Village