暮れのいろいろ

lo-tus2009-12-31


恒例の職場の大掃除。マイペットなど住居用洗剤と雑巾を渡され、デスク、蛍光灯、棚、壁などをせっせと磨きました。1年の埃が落ちて、確かに見た目はピカピカになるんですけど、こうして化学物質(ある程度体に有害?)を生活空間に塗りたくることを、果たして「そうじ」と言っていいのだろうか?と少し疑問に思います。よく落ちるし、効率は良いけれど・・・。毒をもって毒を制する、か?


実家に帰省して、これも恒例の餅つきをしました。秋、米の収穫には僕だって多少汗を流したので、これは楽しみな行事です。まずもち米を、マキの火で蒸し上げます。火を絶やさないようにマキを継いでいくのですが、これが想像以上に楽しい作業。たき火にあたっていると暖かいし、ぱちぱちという音に心が和み、蒸し上がった米の美味しそうな湯気を浴びる。みんなでつきたての餅を食す前に、母が真っ先に丸めた餅をまずは先祖の仏壇に供えると、また1年のサイクルが巡ってきて、何かが終わって何かが再生していきそうな気がします。


今年もいろんな音楽を聴きましたが、傾向として特筆しておきたいのが、日本のロック、ポップスをいつになくよく聴いた年でした。今、20〜30年に一度の面白い波が日本の音楽シーンに巡ってきているのではないかと思うほどです。例えばメジャーなところではPerfumeの緻密な音響世界(それを中心としたダンスやアートワーク全体を含む)にハマったり、相対性理論の「乙女 meets ガレージ」な終末的世界観に毒されたり。(両者はちょっと似ています)ほかにもありますが・・・残念ながら清志郎さんや加藤和彦さんなんかも聴き直しもしました。身近に、地元日本に良い音楽はいっぱい有るんだなということを再認識。
で、今年最後に「除夜の1曲」を選ぶならば・・・、迷った揚げ句2009年にさわやかに(?)お別れしようということで。
♪さわやか会社員