(8)鴨川日和

今年は、今所属している会社の引っ越しなんかがあって、あまりゴールデンではないゴールデンウィークを過ごしている。それでも今日、ちょっとヒマができたので、目的もないままなんとなく鴨川に行ってみた。で、さらになんとなく、まとまりのない日記を書いてみる。

世間は連休で快晴で夏日で…。風薫る五月、緑が目に染みる五月。さすがに気持ちいい。普段仕事で事務所にこもっていると、こんな光を見ることが久しぶりなので、体がとけそうになる。本当に“いい時”だ。でも、いつも思うけど、こんな“いい時”はとても短い。それは人生においても然り(???)。

出町柳付近
川の分岐点の三角州は大学生のバーベキューのメッカ。いつだって「分岐点」には人が集まる。そして散ってゆく。「なんで京都ってこんなに学生が多いの?」、と元学生の自分がつぶやく。

*亀石渡り。こういうのを見ると、ほっとけない。山があるから登るように、石があるからただ渡るのみ。

●北山付近

北山橋から。ここから下流を眺めるのが好き。橋の下では大抵誰かがサックスの練習をしている。不思議といつも誰かがブローしている。これも伝統か?ここでちょっと昼寝。

*魚を捕る子どもたち。自分も子どもの頃、スルッと手のひらから逃げたウロコの感触を思い出す。

スーパーカブで出かけるのが気持ちいい季節。狭くて碁盤の目で一方通行の多い街にはこいつが一番。比叡山をバックに。


鴨川の流れはゆっくりで、あまり起伏がない。京都人の性格とか京言葉なんかにすごく似つかわしい川だと思う。というか、ゼッタイ影響してると思うなぁ。