惑星同盟

lo-tus2006-08-25


冥王星が惑星では無くなるそうだ。やるせない気持ちになったのはぼくだけだろうか?「すい・きん・ち・か・もく・・・」などと覚えたのが、間違いだったなんて・・・なんだかさびしいような気がする。
理由は「軌道周辺で、圧倒的に支配的な天体」ではないから。これを決めたのは国際天文学連合(IAU)だ。しかしまあ・・・、なんて薄情な連中だろうと思った。投票の結果、多数決で「冥王星は惑星ではない」と決まった瞬間、夜空で当の冥王星は、きっと真っ青な顔になったことだろう。(あ、最初から青いか?)
これを例えるなら、昨日まで仲の良かったクラスメイトが、「実はオレ、×××だったんだ!」とカミングアウトした日から、急に仲間はずれにし転校を促すような、非道な行為ではないか?確かに冥王星は、よく見ると他の惑星とは本性が少し違うかも知れない。性別不明かも知れない。だからといってすぐに追放するのはいかがなものだろうか?他者との違いを認めて、より良い友情を築いて行くのが立派な「大人の対応」だと思うのだ。
そもそも、冥王星を最初に惑星だと言った人の責任はどうなるのか?そんな星の分類なんて誰が決めたのか?結局、科学とは客観的なものではなくてその時々に応じた「科学者の主観」でしかないのではないか?もう疑問だらけ。だからクソアカデミックなヤツらって好きになれない。
ま、冗談ですけど。久々に、夏の夜空を見上げてみた。
広大な星空にくらべて、なんと世間のせせこましいこと・・・。