真っ白な朝がきた

lo-tus2006-12-29


先日「全てを終えた真っ白な朝を迎えたい」などと書いたら、違う意味で真っ白な朝を迎えてしまいました。今日で仕事を終えようとしているその朝に・・・。
初雪。
朝、いつものようにコーヒーをすすっている間に、ちょっと目を離した隙に、あっという間に積もっちゃった。
初雪の白は、なんとなくうれしくて、懐かしくて、それに、終わりの気分によく似合う。積もったばかりのパウダーは、いちだんと白くてまぶしかったり。

年末の最後の何日かは、なかなか好きです。忙しくてワケがわからないけど、仕事仲間の表情もどこか明るい。つまらない冗談でも笑える。身の回りも片づいて、一年中で一番小奇麗な時。終わったあとの脱力感、そしてココロの真空状態がくる。

この一年いろいろありました。何があったっけ?と振り返ると、そんなにたくさんのことは覚えていない。というか、思い出す気力も・・・、べつにどうでもいい気がしてきた。やっぱり真空状態。
こんな気分は大晦日の夜にピークに達して、お正月になるともうダメだ。「おめでとう」の言葉とともに泡のように消えてしまう。派手なお正月は、未だにちょっと苦手だったり。とはいうものの人に会えばニッコリ、「おめでとう」を言うけどね。
さて来年は・・・?なんてことは来年になったら考えればいいんだ。

それではどなた様も、よいお年を。