“情報棒”ニューヨークへ

lo-tus2007-01-17

INFOBAR」「neon」ほかauの携帯電話4機種が、斬新なデザインが評価されて、ニューヨーク近代美術館MoMA)の収蔵品に選定された、というニュースを昨日知りました。INFOBARユーザー(ビルヂング・タイプを所有)の僕としては、これはちょっと嬉しい話。
「変わった電話やねえ」とか「古いの使ってるねえ」などという周囲の声も何のその、3年あまり使い続けてるんだから。もちろん今も彼は元気です。電池の耐久時間が以前より短くなったみたいだけど、ま、年とって体力落ちるのは僕も同じ。大目に見ましょう。一部塗装がすり減っているものの、まだまだ美形は保っているし。

あのシンプルな、板チョコのようなデザインが気に入って、以来買い替えたいと思わせる機種もない。そもそも電話に限らず、僕は新しいだけのものには興味がないのです。
ケータイ電話にしても、使いもしないような機能がふんだんについた新機種がどんどん出てきますが、あれは本当に必要なんでしょうか?買った直後に、周りのみんなから「おっ、すごいね!」と1度だけ注目を浴びることだって、Shyな僕にはメリットになり得ないしね。

新しいものは新鮮で良いですけど、逆に古くなればなるほど「いい味出てきたね」と愛着がわくのも確か。僕はモノを使いつぶすまで、なかなか買い替えないタイプ。あまりモノを買わないので、買う時は無意識のうちに、ずっと飽きずに使えそうなモノを選んでいるみたいです。

デザイン性二の次で大量生産される日本の電化製品の中にあって、INFOBARの顔は海外でも面白がられそう。「Made in Japan」も捨てたもんじゃない。「ニューヨークに行ってもみんなに可愛がってもらえよ!」と声をかけてあげたいです。僕もせいぜい大事に使ってやろうと思います。たとえトラブル・コールの後でも、決して投げつけたりしないように。