TV

lo-tus2007-07-23


テレビをつけると画像がぼやけています。人の顔やテロップなんかもぼんやりにじんでよく見えない状態。「マズイ、今日は疲れてるわ〜」「いや。まさか老眼???」と思ったのですがそうじゃありませんでした。
長年使っている家のブラウン管テレビ(←中古品のもらい物)にとうとうガタがきた様子。普段はほとんどテレビを見ないほうなのですが、こうなってしまってはやっぱり困る。映画も見れやしない。
というわけで、買い替えを考えて、とりあえず大型電器店へ。しかしあれですね。最近はテレビも複雑ですね。僕の中では、テレビの電波って地上か衛星かというぐらいの区別しかなかったのに、地上アナログ、地デジ、BS、110度CS、デジタルハイビジョン・・・といろいろあって、さらに液晶だのプラズマだのという用語が飛び交い、もうすでについていけなくなっていることにがく然。こういうのを情報難民と言いますか?久々に家電の浜辺に帰ってきた浦島太郎と言いますか?とにかく、ちょっと老いを感じてしまった次第です。
なぜこうなってしまったのか?と考えると・・・
そもそも、普段テレビを見ている時間が物理的に少ない。本やネットのほうが面白い。さらに、ウチじゃあ音楽を流している時間が多いので、テレビよりもオーディオ稼働率が異様に高いことも響いてる。
いやいや、今さらそんな言い訳をしている場合じゃなくて、テレビを選ばなければならないのだから、集中しようじゃないの。
まったく同じ番組が流れる、ズラッとならんだ液晶テレビのシュールな空間で(日本の家電はどうしてこんなにデザインが画一的なのか?)、店員のオッチャンの説明を受けるが、これがまた分かったような分からないような。サラウンドに響くテレビタレントの声も、饒舌でにこやかなオッチャンの声も、少し離れた世界の出来事のように響いていたのでした。
で、結局買い替えることにしました。一週間後に、家に「よく分からないもの」がお目見えすることになりました。ま、届いてから勉強することにしよう。パソコンもそうですけど、ああいう電化製品は、いじくっているうちになんとなく理解できるもんですから。習うより慣れろということで・・・。
しかし最近のテレビは高画質&多チャンネルが売りのようですけど、多分僕にはネコに小判となることでしょう。無数の番組からせいぜい週に2〜3本、必ず見たくなるような大好きな番組に出会えれば大当たり。いくら性能がよくなってもテレビはあくまでも「うつわ」であって、大したことはない。中身の料理が美味しくならなければリピーターにはならないのです。アッと驚くような旨い番組を探します。クチコミもお待ちしてます。