卓球

lo-tus2008-01-18

最近のスポーツでは卓球界がおもしろいですね。少し前に近所で「コスプレたこやき」の店がありましたが、今や卓球もコスプレ。そう、たこやきとピンポン玉はどうしようもなく似てて・・・という話ではありませんで、話題の人は、愛ちゃんをも負かしてしまった四元さん。・・・なんですが、僕はむしろ混合ダブルスの合い方である渡辺君のリアクションのほうがおもしろかったりしています。
自分の意志など関係なく、オシャレな衣装(ユニフォームではない)を着せられ、思わぬブームにのっかてしまった渡辺君。試合後のインタビューで衣装について尋ねられた時、真正直な答えを返してらっしゃいました。
渡辺君:いやー、恥ずかしいですね(←少し照れながら)
四元さん:えっー!?似合ってますよ〜!!!・・・(←ものすごく意外そうに)
このやりとり、まるで高校生の男女の会話のような若さというか、甘酸っぱささえ感じましたね。渡辺君の気持ちはなんとなく分かります。僕も幼稚園か小学校低学年ぐらいの時「よそ行きの服」という名目で母親が用意した服(半ズボンにタイツとか)を着せられた時、どうにも気に入らず一日ブルーな気分で過ごしたことなどを思いだしました。「オシャレをすること」と「人目を引くこと」が、渡辺君の中ではどうにも結びつかないんだと思います。まあ、大抵の男子はそうなんでしょう。
しかし渡辺君のリアクション、翌日、ダブルス準優勝した後は変わってました。
記者:衣装の着心地はどうですか?(←少し気づかうように)
渡辺君:抜群です!(←笑顔で)
ちょっとメディア慣れして、大人な発言になりました。前日が高校生男女なら、この日は・・・、披露宴の新郎新婦という感じでしょうか?新郎は新婦と違って、そんなに気合いを入れてお色直しするものでもないし、あくまでも「晴れ舞台の引き立て役」に徹する謙虚な姿勢(諦念)が感じられ、良かったんじゃないでしょうか?まあ、大抵の男子は、やっぱりそうなんですよ。
さて実力も兼ね備えたお二人、今後ももしダブルスを組んでいくのなら、ぜひ実現してほしいのが「脱ペアルック」。どうせ目立つのなら渡辺君もファッションに目覚めて、自分のメッセージを込めた斬新なスタイルで合い方と張り合って。「チームメイトでも衣装は対決!ネットぎわの勝負!!」などと、さらに盛り上がること間違いなし。
「卓球のダサいイメージを変えたい」と四元さんは発言されています。近い将来、オシャレな花形スポーツになった卓球を、ゴールデンタイムで中継される卓球をぜひ見てみたいです。・・・と期待する反面、やっぱり卓球は、今のままちょっとダサいほうがマニアックな楽しみがあっていいんじゃないかしら?とも思ったり。(どっちやねん!?)僕の場合はなんたって、卓球に一番ふさわしいコスチュームは「温泉浴衣」だと思ってますから。