Ride Ride Ride(1)

lo-tus2008-01-21

ちょっと生活の必要上、小型二輪免許を取ろうと教習所へ通い始めました。こんなところに来るのも車の免許を取って以来のことだから、とにかく久しぶり。「配車お願いします」って、その「配車」という言葉の響きが懐かしい。ここは学校。自分は“生徒”でいていいんだ!と思うと、変な学生気分が出てきて嬉しくなっちゃいました。もっとも周りは必然的に20歳前後の若者が圧倒的に多いので、多少浮いた存在ではありますが・・・。
教習所に行ってみて分かったのですが「普通二輪」取得を目指す人はたくさんいます。しかし「小型二輪(しかもマニュアル車コースをチョイス)」は、とてもマイナーな免許のようで“同級生”がほとんどいません。なぜ小型二輪を選んだかというと、まあ聞いてください。僕は大きなバイクに乗りたいという気はぜんぜんないし(or 似合わない)、かといって今愛用のスーパーカブ(50cc)は小回りが利いて便利なんだけど二人乗りができないし、スピード違反に引っかかりやすいというリスクがある(経験あり)。消去法で、その中間をうめる免許と言えば「小型二輪」ということになったのです。そういうライフスタイルで、こういう選び方をする自分は、はやり少数派マーケットに属する人間なのかと再認識しました。
車の免許は持っているので学科教習はなくて、9時限ほどの技能教習を受ければ、結構簡単に取得できるみたいです。そんな簡単なことをいかに大袈裟に書くか?ということをテーマに、ここはひとつ免許取得までの道のりを時々書いていこうと思います。初日は説明会と適性検査、そして初めての教習。
●運転教本
教本の最初に「運転の前には、体をほぐすために軽い体操をしましょう」と、ご丁寧にイラストで体操の図。プールに入る前みたいで、少し笑う。しかし日頃、バイクの前で体操をしている人を見たことないでしょ?必要性は分かるけど、わざわざイラストまで・・・?世の中、とかくムダが多いものです。
●適性検査
「どちらかというとおとなしく、性格的にはこれといって目立つ特徴はありません」
「自分のありのままの姿をそのまま出せる正直で素直な人です」
「動作は安定しているほうです。運転にはよく注意してください」
結果の紙にこんなことが書かれていました。ま、半分当たってるし半分ハズレてる。つまり、占いと同じように適当に無視。
●初回教習
二輪のクラッチ操作が初めてで多少まごつきましたが、ひとまず走って、曲がって、止まれました。どんなことでも習い始めは楽しい。いつになく集中して(ほかのことを考える余裕がないだけ)、あっという間に教習終わり。

考えてみると運転って、両手両足にすべて違う動きをさせるわけだから、人間って器用な生きものだなと思います。習うより慣れろということで、自然に手足が動くまで練習あるのみ。

つづく