虹の彼方に

lo-tus2009-11-02

職場の窓を見ると突然くっきりとした大きな虹が架かっていました。しかも、ちょうど比叡山を借景に、山を円で囲むように2重に出現。久々に見たきれいな虹にみんな興奮状態です。
「きれいやねぇ〜」
「スゴイ、2重になってる!」
・・・・・
誰かが虹を見つけると、ほとんど全員窓際に駆け寄りひとしきり観賞。すると誰かがカメラを持ち出し撮りはじめ、これまたほとんど全員連鎖反応で、携帯・デジカメを取りに戻り写真を撮りはじめる。当然僕も、です。
虹はすぐに消えてしまうので、みんなチャンスを逃すまいと真剣。虹に限らず、happyなものは儚いものだと、それは経験的に知っています。虹が出ただけで、何だか職場の雰囲気が和むような。こんなことなら毎日虹が出ればいいのに、と思います。そう言えば夏にハワイに行った時、毎日のように虹が出ていたのを思い出しました。なるほど、あの島が平和なのは虹のおかげだと納得。
今日は時雨模様で、必ず11月の初めにはこんな日があります。冷えた風は冬の吐息。いよいよ寒くなるのかと、覚悟してミルクティーをすする日。それから僕にとっては11月・・・今月また誕生日がやって来るのかと、ため息の一つもつきたくなる日です。決して嫌いではない日。過ぎてしまえば何でもない日。