ホーバークラフト

lo-tus2009-11-04

ずいぶん長い間「ホーバークラフト」という乗り物のことを忘れていたのですが、最近久々にニュースで発見。と思ったら、なんと運行終了のニュースでした。乗ったことも無いくせに大好きな乗り物と言えばこれです。
ホーバークラフトを初めて知ったのは、多分小学校低学年の頃、「学研の科学」か何かの子ども雑誌で見たのが初めてだったと記憶しています。まずSFに出てきそうな船体のデザイン、従来の「船」とはまるで違う宇宙船のようなスマートさに釘付けになりました。波を切り裂いて進む船の重厚なイメージとは異なり、「スカート」という船底の部分を浮輪のように膨らませて、プロペラで高速で滑走するという、その仕組みも衝撃的でした。場合によっては水上だけでなく地上や雪上もOKということで、ジェームス・ボンドの水陸両用車と対決できるのはこれしかないと・・・。
そんな近未来の乗り物として、ワクワク夢を膨らませていたのですが結局乗れず終い。時代の流れでしょうか?役目を終えての引退。でもあの船体のデザイン、今見ると余計にレトロフューチャーな感じがなかなか良いと思うのですが。
それにしても子どもの頃の未来といえば、とりあえず「21世紀」だったように思います。それもあっけなく過ぎていって、もうすぐ2010年ですもんね。気がついてみると、自分が描いた近未来なんてもうとっくに過ぎているわけです。それじゃあ、この先の未来を描けばいいじゃないか?ということになりますが、子どもの頃のようにすんなりと未来が描けなくなっているところが、まあ最近の悩みといえば悩みですか・・・。