続・華麗なるジャケットの世界

以前紹介したレコードジャケットの専門サイト「Jacket Watch」。僕もJacket Hunterとしてお手伝いをさせてもらってます。
と言っても、気が向いた時に気になるジャケットを送り込んでいるだけなんですけどね。しかし他のHunterさんも言ってますが、この作業がとことんおもしろい。
以前はジャケットから音楽を想像するという見方をしていましたが、今はそれプラス「純粋にビジュアルだけを見る」という見方が加わりました。「このジャケット、ビジュアル的にどうなん?」と一度頭を空にして問いかけてみる。そうするとアラアラ不思議、今まで大して気にしてなかったジャケットが、すごく良いものに見えてくることだってあるんだから。
Jacket Watch上にはいろんなカテゴリーがあって、全然違うジャンルのレコードが、ビジュアルによって同じカテゴリーに分けられて隣同士に陳列されます。これも普通のレコード店ではあり得ないこと。パンクの隣が演歌だってOK。誰が何を出してくるか分からない、配列の意外性も見どころなんです。
前から好きだった「My 定番」、意外なカテゴリー分けができる「迷デザイン」、ウケ狙いお笑い路線、あと他のHunterさんがあまり出していないタイプのジャケ補充・・・まだまだ始めたばかりですが、いろいろグルグル考え中です。いやー、ジャケ道は深い。自分自身、勉強になっちゃう。
サイト上には、ぜんぜん知らないジャケットがいっぱいありますけど、こうなったら音楽も片っ端から聴いてみたい!という欲求に駆られています。
でも一人の人間が一生のうちに聴ける音楽なんて、古今東西全音楽のうち、ごくごくわずかな量でしかありませんよね。Life is very short ! ならばジャケットもいっしょに、楽しさ2倍で聴きたいもんです。


*バンドにおける公平な4分割のコンポジション
  


*Choiwaru の系譜