音楽

温故知新

今度のクラフトワークは3Dです!大阪公演、クラフトワーク・3Dコンサートに行ってきました。ずっと敬愛しながら、ライブは初めて。古い曲も新しいアレンジで、とにかく彼らのサウンドの分厚さに圧倒されっぱなしの初ライブ体験でした。やっぱりテクノは大音…

京都音博2012

今年初めて、京都音博に行ってきました。 http://www.kyotoonpaku.net/ こういうフェスに行くのも久々のことで、芝生に座って半日じっくり音楽を楽しむのもいいもんですね。主催のくるりはもちろん、お目当ての細野さんグループなどなど、アーティストのみな…

相対性理論 presents「立式II」

11月22日、相対性理論 presents「立式II」を見てきました。ところは京都会館第1ホール。彼らが東京以外で自主企画をやるのは初めてだそうで、しかもホールでのコンサートもバンド史上初とのこと。そんな初めてづくしの舞台に京都が選ばれたのは、綿密なマー…

スーダラ・フィーバー

最近世の中暑いですが、スーダラ節も熱いようです。 「マイケル・ジャクソン スーダラ節」「サタデー・ナイト・スーダラ節」「雨にスーダラ節」

スヴェング

フィンランドの四人組ハーモニカ・バンド「スヴェング」を京都・拾得で見てきました。このバンド、今までノーマークだったのですが、オープニングアクトで登場したお馴染みNippon Girls 和佳ちゃんからスゴイ人たちがいると教えられ、ありがたいことに招待ま…

Jazz Is Paris

ずっと欲しかったのに何となく買いそびれていたり、そのまま忘れてしまっていたレコードを、「追悼盤」としてようやく手に入れることがあります。お詫びと感謝とサヨナラを込めて。最近ではマルコム・マクラーレン「Paris」でした。ロック寄りのミュージシャ…

春の音色は三色団子?

ジム・オルークがバート・バカラックのトリビュートアルバムを作って、ゲストボーカルが細野さん、カヒミ、まるえつ etc.と聞けば、これはもうキラー企画です。音も聴いてないのに、この取り合わせで「悪いわけがない」と確信。もしかして自分のために企画し…

サロン・ド・キノコ祇園編

今、一部で話題沸騰(?)のガールズバンド、キノコホテルを磔磔で見てきました。作風はグループサウンズと昭和歌謡をガレージサイケ風味で炒めて、バッと火柱を立たせた感じ。隠し味にはスインギン・ロンドン、ドアーズ風。全員伝統的な横文字交じりのメン…

青春のスリラー

マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」DVD発売に合わせて、NHKで昨夜放送されたSONGSのマイケル特集を見ました。「THIS IS IT」には「まさにこれだ!」という意味と「これで最後だ!」という二つの意味があるそうで、まさに両方とも当てはまる素晴らしいタイ…

直角二等辺三角形

以前友人・Kさんと、Perfumeについて、どこが面白いとか、どこが新しいとか、いろいろと議論して盛り上がった勢いで、それじゃあ一度ライブを見に行こうじゃないかということになって首尾よくチケットを入手。一昨日になりますが、大阪城ホールまで行ってき…

Okinawa Soul Music

登川誠仁さんほか沖縄民謡界の大御所たちのジョイントライブをテレビで観ました。演目は古典曲が中心。三線のゆったりしたテンポの曲が良いです。あの大らかで、楽しげでもあり悲しげでもある歌の数々は、寄せては返す海の波と同じテンポなのだと合点がいき…

ohe hano ihu

旅行に行くと、自分用のおみやげとして、現地の民族楽器をよく買います(わりと小さくて値の張らないものばかりですけど)。旅から帰ったあと、それを練習するのも旅の延長のようなものです。で、今苦戦中なのがこれ。ハワイで入手した「ohe hano ihu(オヘ …

キャロラインに気をつけろ

いつか発表しようと思っていたネタなのですが、曲のタイトルにこの名前、Caroline(キャロライン)が出てきたら要注意です。ムチャムチャ良い曲ですから。下に挙げる3曲を聴いて、そう確信したんだから仕様がない。ちなみに3曲が収録されているアルバム3枚と…

Shadows and Light

最近ジョニ・ミッチェルの1980年のライブ盤「Shadows and Light」を聴いていたところ、BS放送でそのライブ映像が放映され(このアルバムは映像作品にもなっている)、嬉しい偶然にほくそ笑んでいます。彼女の奏でるクールなメロディー、サウンドが、僕は生理…

砂漠の音楽

「Paris, Texas」はヴェンダース監督1984年の有名な映画。好きな映画で何度か見ているのですが、ものすごく音楽の効果も絶大だった作品として記憶に刻まれています。ライ・クーダーのスライドギターの乾いた叙情。あんな音を出せるギタリストは他にいません…

Magical 30 Minutes

最近気に入って聴いている音盤のうちの1枚がこれ。Fitness Forever『Personal Train』。‘陽気なイタリアン’4人組みが繰り出す「ウルトラポップアルバム」は、ほぼイントロだけでロジャニコやバカラックの子どもたちなんだとすぐに分かるし、そのまま聴き進ん…

Computer World

今月は僕の脳内では「手塚治虫大回顧展」が大々的に行われているわけですが、そこから枝葉が伸びるように、もう一つ回顧すべきものが出てきました。それは元祖テクノポップ、クラフトワーク。手塚作品の中でも、未来を描いた漫画、例えば「メトロポリス」と…

Nippon Girls

今週は磔磔(たくたく)に縁あって、またまた来てしまいました。週2回もココに顔を出すなんて珍しい・・・。さて今日は、いつもお世話になっている友人・WAKAちゃん(篠笛プレーヤー)が参加する和楽器ライブユニット「Nippon Girls」の応援に駆けつけたとい…

CLARE & THE REASONS

京都・磔磔(たくたく)にクレア&ザ・リーズンズがやって来るというので、これは聴いておかなければ、と思い行ってきました。 架空の映画、あるいは過去に一度見ているけどタイトルが思い出せない古い映画があって、その幻のサウンドトラックを聴いているよ…

アート・ロック

連夜放送している海外ドキュメンタリー7回シリーズ「みんなロックで大人になった」を見ています。第2回目のテーマが「アート・ロック」で、僕も大好きな70年代のバンドもたくさん登場して面白かったです。昔のライブ映像は、過激な音楽と奇抜なメイク・衣装…

ナツカシイ未来

正直なところ、この二人組ユニットに2nd.はあるんだろうか? 仮に2nd.が出たとしても、あのミラクルな1st.を超えるものができるのだろうか?・・・と内心心配していました。 その昔、Fairground Attractionが傑作ポップアルバムを1枚だけ残して解散したよう…

ジャズる秋

秋になると自分の頭の中ではジャズのプレイ率が高まります。その昔、初めてジャズを意識的に聴き始めたのが確か秋だったので、あの頃の気持ちを思い出します。 それよりも秋は、空気のコンディションがとても良い。青空をパリバリと剥がせそうなぐらい、乾い…

ピーターさん

京都YWCAにピーター・バラカンさんがやって来るというので、これは是非、と思って行ってきました。題して「Peter Barakan DJ Live in Kyoto Peace ・ Music」。 「平和と音楽」をテーマに、ピーターさんが持って来られた音楽を聴きながら、生DJの2時間。具体…

語る音

最近僕の音楽ライフにハプニングが起こってます。というのは、ほんっとに久しぶりにHIPHOPのレコードを買いました。どれぐらい久しぶりかというと・・・、そうですね90年代のArrested Development以来、という感じで。 HIPHOP大国・アメリカでは、HIPHOPが市…

モンスーン

なんですかね?この暑さは。京都という街もこの暑ささえ無ければもっと好きになるんだけれど・・・。 暑いと人間何もする気が無くなるもので、周囲を見ていると、特に女性よりも男性のほうが暑さに弱いし、辛抱が足りん気がします(自分のことです)。南の島…

Music For 18 Musicians

先日テレビで放映されていたスティーブ・ライヒの「18人の音楽家のための音楽」の日本公演、見ました。もともと大好きな曲なんですが、ライブ映像を見るのは実は初めて。しかもライヒ自身がピアノの演奏に加わっていたし、全体的にどのように演奏されている…

ぼくのリゾートミュージック

ジャック・タチの映画音楽は、僕にとってきわめつけのリゾートミュージック。しかしそれは南の島のリゾートではなく、都会の日常生活の中にあるエアポケット・・・、白昼夢とでも言うべきリゾートです。 最近よく聴くジャック・タチの4つの映画からセレクト…

Good Vibration

常日頃、音楽はよく聴きますけど、主に次の3つの聞き方があります。 1 ライブで聴く。 2 スピーカーで聴く。 3 ヘッドホンで聴く。 僕の理論によると、1から3にいくにしたがって、音楽のパワーは下がっていくのではないかと思っています。例えば同じレコード…

しんくろ

シンクロ率200%と言われる THE CORNELIUS GROUP ULTIMATE SENSUOUS TOUR SYNCHRONIZED SHOW(長い!)の最後の最後の公演をグランキューブ大阪で見てきました。 2006年の、自分にとっての最重要盤のひとつが「Sensuous」。一音一音に真心を込めて研ぎ澄まし…

演歌の世界、世界のENKA

アメリカ出身のENKA歌手・ジェロさんが、いろんなメディアで話題になってますね。一部で「あれは演歌か?」と疑う人もいれば、「いやいや、立派な演歌じゃないか!」と言う人も・・・。そこで今日は自分の立場をハッキリさせておきましょう。あれは演歌です…